『二天記』B

また、小次郎が死んだとき、『二天記』は
「此時(このとき)十八歳の由なり」としている。
この記述の信憑性は甚だ低いものの、
小説『宮本武蔵』の吉川氏がこれを参考にしたため、
それ以後は若い佐々木小次郎像が定着した。

なお『二天記』は武蔵が長岡佐渡を介して
小次郎に決闘を申し入れている。
後世の創作物はおおよそこれに倣っている。

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                         (update:'10.3.19)
参考資料『佐々木小次郎』川口素生/アーツアンドクラフツ