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しかし、それは濃姫がスパイとして実家に密書を送っていた
ことを利用して、家老を裏切り者に仕立て上げたにすぎず、
密書を送られた道三は事実の確認をせずに
家老を断罪に処してしまった。
この挿話の信憑性はともかく、濃姫を逆スパイにした筋書きは
信長にとって、美濃取りの意義の大きさを物語っているといえる。


信長「それにしても妾を気にするとは。お濃、愛い奴よ」

                         (update:'06.4.3)
参考資料『信長の謎<徹底検証>』加来耕三/講談社